恵方巻コンビニ商戦2013(由来・起源/コンビニ8社売上高一覧)[民俗学・都市伝説]
(2013-01-26 19:15:00) by 松永英明


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奈良県出身のわたしが恵方巻を食べるようになったのは、確か80年代半ばからだったと思う。当初は大阪の厚焼き業界や海苔業界が一生懸命流布につとめていたが、その後、全国に広める牽引役となったのがコンビニ業界だった。そこで、去年に引き続き、今年もコンビニ大手8社の恵方巻商戦についてまとめてみた。

コンビニ大手8社

コンビニ大手については、去年に引き続き大手8社のデータを参照することにした。今回は平成23年度(平成24年=2012年2月期)の「全店売上高」の数字である(デイリーヤマザキを除く)。この中には直営以外のフランチャイズなども含まれているが、コンビニ各社の規模を知るにはこの数字が最適と思われる。

  1. セブン-イレブン 3兆2805億円
  2. ローソン 1兆8258億0900万円
  3. ファミリーマート 1兆5346億5200万円
  4. サークルKサンクス 9798億1500万円
  5. ミニストップ 3555億2500万円
  6. デイリーヤマザキ 2292億9400万円(※平成23年12月期)
  7. スリーエフ 1063億5500万円
  8. ポプラ 924億3200万円

昨年のグラフと大きく違うのはヤマザキだが、昨年は他の資料に従って「山崎製パンのコンビニエンスストア事業の売上高」としていた。今年調べ直したところ、子会社となっているデイリーヤマザキの全店売上高を用いるのが正確であると思われるため、修正した。そのため、単純比較はできない。

さて、今年は各社とも前年より数字を伸ばしている。その中でも上位グループ四天王が強さを示しているのは昨年同様だが、セブン-イレブンが前回の2兆円強から一気に3兆円超えとなり、一挙に二位以下を引き離した。ローソンとファミマを合わせてようやくセブン-イレブンをやや超えるという数字であり、セブン-イレブンの「一人勝ち」となっている。

<画像:コンビニの全店売上高グラフ(2012年2月期)>

今回もこのコンビニ大手8社の店舗を実際にまわり、各店舗で恵方巻の予約チラシを入手した上で比較調査してみた。もちろん各社からは一銭も見返りを得ていない。

※北海道でコンビニシェアトップのセイコーマートは、去年と同じ理由で除外した。

各社恵方巻基本データ

恵方巻/丸かぶり寿司/ロールの後の数字は、長さcm×幅(直径)cm(×高さcm)である。

◆セブン-イレブン

<画像:セブンイレブン恵方巻2013>

業界最大手にして、平成の全国普及のきっかけとなり、「恵方巻」という名称の名付け親でもあるセブン-イレブン。昨年に引き続き、NHK大河ドラマ「平清盛」の題字を書いた書道家・金澤翔子さんをチラシの文字に起用している。チラシは他社よりやや小さめのB5判6ページ。

恵方巻の直径が昨年の4.5cmから3mm縮んで4.2cm。長さは変わらず、やや細くなったのは食べやすさのためだろうか。サラダ恵方巻は昨年の9品目から10品目へ増えたが、太さは変わらない。また、焼紅鮭を加えて長めの「まん福(ぷく)サラダ恵方巻」が登場した。他社に多い海鮮恵方巻の代わりにサラダ恵方巻なのが特徴だが、サラダといいつつほたてやえびも含まれており、海鮮系を求める購買層へのアピールを強めるためにまん福が登場したとみられる。

節分そばのラインナップは、かき揚げ蕎麦がなめこ蕎麦ミニに変わった。また、昨年は「丸かぶりロール」の名称だったが、今年は「節分ロール」に。切って食べてもいいと思わせるネーミングになった。

Tags: 恵方巻

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