無料版準備号:メルマガ「ゲニウス・ロキ」の流れ[ゲニウス・ロキ/場所論]
(2010-09-27 01:52:37) by 松永英明


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メルマガ「ゲニウス・ロキ」のこれまでとこれから

メールマガジンにご登録いただき、ありがとうございます。 現在は無料版への移行期間ということで正式号ではありませんが、これま での有料版の経緯と流れ、そして無料化で変わるところなどをご説明した いと思います。

◎発端

有料版のスタートは2008年9月1日。そこでのタイトルは、

「場所の記憶」「都市の歴史」で社会を読み解く 松永英明のゲニウス・ロキ探索

というものでした。創刊のきっかけは、まぐまぐプレミアムの担当の方か らご連絡をいただいたことで、何か有料メールマガジンを発行してもらえ ないかとの相談があったこと。

そこで単に時事問題を語るだけなら他にもいくらでもありますので、いろ いろと話し合った末、「場所」をテーマに語るメールマガジンというのは どうだろうかということになりました。実は場所論というのは範囲も広く、 また切り口としても通常は見かけない視点です。

多くの時事解説はたいてい「どういう人・組織がどういうことを考えてこ ういうことをしたのか」ということを言いますが、「なぜこの場所で事件 が起こったのか」という視点はあまりないと思われます。

そこで「場所」をテーマにするに当たって、ちょうど気になっていたキー ワード「ゲニウス・ロキ」をタイトルに持ってくることにしました。これ は(一部ではゲームなどでも使われるようですがここではそういう意味で はなくて)、それぞれの場所が持つ歴史や雰囲気、意味合いといったもの を指します。それぞれの場所が持つ「空気」とでも言ったらいいでしょう か(もともとゲニウスはラテン語で「精霊」を意味します)。

場所の精霊、つまりその場所に長い間に込められたいろいろな思い、刻ま れた歴史、あるいは土地の形状が与える雰囲気……そういったものをたど っていくメルマガにしようと思ったのでした。

◎約2年間の配信

それから約2年間、まもなく100号を迎えます。 当初は時事ネタを場所という切り口で解析するという記事も多かったので すが、次第に「実際にいろんなところへ行ってみた紀行」という記事も増 えてきました。また、一方で哲学的な「場所論」なども扱うこととなり、 それによって当初考えていたテーマがかなり掘り下げられていくように思 われました。

一方で、メルマガのタイトルの「社会を読み解く」という言葉から外れる 傾向もありました。当初は時事ネタを場所という切り口で、と考えていた わけですが、場所そのものを体感していく、あるいは都市計画や地域論、 観光業について考えていくといった方向になり、つまり「場所」そのもの が切り口ではなく直接のテーマに変わってきました。

つまり、当初のまぐまぐ担当者の方との話では、時事ネタメルマガではあ るが切り口を変える、という意味合いが強かったのですが、時事ネタは添 え物的になっていったということです。

そして、歩くこと、レポートすることが主要な記事になっていきました。 ある意味、散歩コースになりえるルートの紹介や、撮影した写真紹介メル マガに近い回も増えていったのです。

◎有料メルマガの制約

今までの記事で結構好評だったのは、私自身の独自の考え方や思いなど、 あるいはエッセイ的な内容でした。逆に、書評やソフトの感想、あるいは 単に歩いたという記録だけの回はそれほどでもありませんでした。

しかし、常に何か「オチ」がきちんとつくような内容を書こうと思うと、 週刊というのはかなりきついペースです。また、読者数もそれほど多くは なかったため、有料版のためにここで使ったネタを他に使い回しづらい (あるいは他のところで使ったネタをメルマガで使い回すこともできない) という制約もあり、それはかなり負担となっていました。

また、毎週1回必ず出さなければならないというのもかなり負担でした。 ネタの多いときは回数を増やし、少ないときは間を開けてもいい、という 感じならもう少しやりやすかったのでしょうが……。そのために予告して いながら時期を逃してしまったネタもいくつかあります(さすがに雪の話 を春になってから出すのはどうかとも思われました)。

もう少し気楽にやってみたい、という思いが強くなり、またメルマガを最 初に持ちかけてくださった担当の方もすでに退社していることから、無料 化してもう少し気楽にやってみようと思うようになったのです。

◎今後の方針

有料ではなく無料ということですが、今まで好評だった内容をできるだけ 出すようにしたいとは考えています。ただし、それにこだわることなく、 ちょっとゆるい感じで進行したいと思っています。

たとえば、イベントの紹介がメインとなる回もあるでしょう(もちろん、 興味のある方にとっては有益な情報となるはずですが、読み応えだとか私 の見方を知りたいというのが主目的の方にはちょっとつまらないかもしれ ません)。書評やソフト紹介などの回も設けることになるでしょう。

Tags: メルマガ

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