ブログ白書――ブログの氷山(ウェブログの3分の2は三日坊主)[05.ウェブログ統計資料]
(2003-10-09 14:50:03) by 松永英明


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性別作成ブログ数割合
男性181万000044.0
女性231万000051.5
合計412万0000100.0

予測

 主要サービスによって示された急速な成長率に基づいて、我々は2003年の終わりまでにはレンタルブログは500万を超え、2004年の終わりには1000万を超えると予想する。

 作成ブログ数増加率
200013万57311.3
200195万8182606
2002216万3636126
2003500万7272131
20041028万3687105

 BlogSpot と LiveJournal はこれらのレンタルブログの31%ずつを占める市場の2大先導者である。BlogSpotはさらに急速に成長しているが、その維持率は低い。二つのサイトは活発なユーザーに関して近い時期にも大接戦を続けることになりそうだ。

結論

 「ブログ」というとき、ほとんどの人は最も有名なウェブログのことを考える。それは一日に何度も更新されることもあり、何万という日々の読者を持っていることになっている。こういったブログは、非常に巨大な氷山のほんのわずかな目に見える先端部にすぎない。そして、氷山全体の特徴を示しているわけではない。

 水面下にあるものは、文字どおり何百万というブログであって、それは他人によってほとんど参照されることもない。なぜならそれは10代?20代のブロガー立ちの家族、友人、同級生、同僚についてのことしか書いていないからだ。それは微少な読者 (ナノオーディエンス)のためのブログといえる。

 微少な読者は、ブログが継続的に増大したことの論理的な結果である。1日に1億人の人たちがブログを常に詠み、彼らが50ずつの他人のブログを読むと想定してみよう。それは、50億の定期購読ということになる。それと同じ日に、2000万の稼働中のブロガーがいたと想定しよう。とすると、ブログごとに250人の読者ということになる(50億÷2000万)。これは伝統的な「1対多」コミュニケーション法よりもはるかに少ない読者数である。そしてこれは平均でしかない。実際には多くのブログは2桁以上の読者を有していない。

 ブログは様々であるが、典型的なブログというのは、10代の女の子が2カ月に1回、友達と同級生に最新情報を与えるために、日常生活で起こったできごとを書いたものだ。それは俗語混じりで非常にうちとけて書かれる(ほとんどが小文字なのに強調のところはすべて大文字で書かれる「unicase」の場合も多い)。だが、インスタント・メッセージの会話ほどうちとけてはいない(それはタイプミスと略語にあふれている)。氷山の下では、「ブログする」というのは社会現象――すなわち、ヤングアダルトのための持続的なメッセージ交換――となっているのである。

 氷山は常に海水に溶けているように、ブログの大多数は動きのない捨てられたウェブページの中に溶け込んでいく。しかし、現時点で、この氷山は非常に迅速に北極海へと向かっており、溶けるよりも多くの体積を増やしている。鍵となるのは、氷山とは見える部分だけではないということであり、それが現在のブログ・コミュニティなのである。

-- Jeffrey Henning
COO(最高業務執行責任者)
ペルセウス開発株式会社


注意

 これはレンタルブログについての数学的モデルであり、以下に若干の警告ならびに仮定が示されている。

・この分析は、レンタルではないブログについてはカバーしていない――自分のサーバー上で自分のツールを使って個人が維持しているブログは含まないということだ。このようなブログは設置には手間がかかり、レンタルサービスを使って作られたブログとは違った特徴を示すだろう。
・レンタルサービスのいくつかは、記事に「プライベート」あるいは「友人だけ」のものというマークをブロガーたちに付けさせ、そのような記事はログインした読者にのみ表示されるようにしている。もちろん、我々の分析ではそのような記事については含めることができない。

Keywords: whitepaper

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